[メイン2] ヴァンパイア : ED『水面の上で君を想う』シーンプレイヤー:ヴァンパイア 登場:クリームヒルトのみ任意

[メイン2] ヴァンパイア :  

[メイン2] ヴァンパイア : 任務から数日

[メイン2] ヴァンパイア : 手続きを済ませて、目的のそれを抱えつつ私は帰路に着く

[メイン2] ヴァンパイア : 人間大のソレと、一回り大きい何か

[メイン2] ヴァンパイア : 「…満足、ね」

[メイン2] ヴァンパイア : そう言うのならば、最後の最後まで好きにする事にした

[メイン2] ヴァンパイア : そうして、私一人の屋敷に帰り

[メイン2] ヴァンパイア : それを優しく抱えて、部屋に置く

[メイン2] ヴァンパイア : 中には彼女があの時のまま眠っている

[メイン2] ヴァンパイア : そして、もう片方

[メイン2] ヴァンパイア : 【薔薇の棺】…今回私が報酬として貰い受けたものだ

[メイン2] ヴァンパイア : 本来なら、私のようなブラム=ストーカーの為の血を浄化し安らぎを与える道具だが

[メイン2] ヴァンパイア : ふと思いた

[メイン2] ヴァンパイア : …目覚めを望むでもなく、再会を願う事も無いが

[メイン2] ヴァンパイア : あの記憶、あの感情を味わって以来

[メイン2] ヴァンパイア : 安らかな眠りを

[メイン2] ヴァンパイア : ただ、与えたいと想った

[メイン2] ヴァンパイア : そんな事を考えつつ、その棺に彼女を寝かし

[メイン2] ヴァンパイア : もう一度優しく口づけをする

[メイン2] ヴァンパイア : …もう記憶も感情も読み取れない

[メイン2] ヴァンパイア : でも、満足だ

[メイン2] ヴァンパイア : 「…おやすみ、クリームヒルト」

[メイン2] ヴァンパイア : 私は静かに、棺の蓋を締める

[メイン2] ヴァンパイア : そして、私も彼女と共にあの時のように

[メイン2] ヴァンパイア : 「明日はきっと良い日になる、悔しくっても苦しくっても嫌われても、除かれても。きっと良い日になるのです」

[メイン2] ヴァンパイア : 「強い子よ、弱い子よ。どうか笑顔を大切に、明日に向かって微笑みを。
そうすれば、きっと報われる日がやってくる」

[メイン2] ヴァンパイア : 「……Amen」
棺に眠る彼女を想いながら、眠りに堕ちる

[メイン2] ヴァンパイア : おやすみ、クリームヒルト

[メイン2] ヴァンパイア :